朝は早くに家を出て、帰ってくるのはもう暗い時間…
いったいワーママはいつ晩ご飯作ってるの??
晩ご飯をいつ作るか、共働きワーママにとっては永遠の課題ですよね。
毎日のことでありながら、「献立を考える→買い物→調理→子どもに食べさせる→片付け」と、課せられるタスクも多い!
世の中のワーママはいったいどうしているのか…わが家のごはん事情も例に挙げつつまとめてみました。日々のごはん作りに悩むワーママはぜひお読みください。
ワーママは晩ご飯をいつ作ってる?
晩ご飯を作るタイミングは、以下の4つに大別できます。
勤務形態や、それぞれのお家の事情により、ベストなタイミングは変わってくるものです。
ちなみにわが家は、①と②と④の複合技!
それぞれのケースについて、私が過去に試行錯誤した経験談も交え、まとめていきたいと思います。ご自身に合った時間帯はいつか、考えてみて下さい。
1.朝早起きして作る
朝のうちに晩ご飯の支度を済ませておく一番のメリットは、もちろんこれ!
〇 帰宅後すぐに晩ご飯を提供できる。
帰宅後は子どもたちのお腹空いた攻撃を交わしつつ(時にはお菓子やYouTubeで機嫌を取り)仕事に送迎に疲れた身体でバタバタと晩ごはんを作るのは、本当に大変!しかも毎日!
なので、朝早起きをして少しでも晩ご飯の支度をしておくと、かなり気持ちは軽くなります。
早起きは健康にもいいですよね!
他にも、突発的な仕事で早く帰れなくなったり、子どもを急きょ病院に連れて行かないといけない…など、夜のスケジュール変更が余儀なくされても、晩ご飯の支度が済んでいたら焦ることはありません。
朝早起きをして晩ごはんを作る、というルーティーンができていれば、子どもと寝落ちも大歓迎!
その反面、デメリットとして以下のことが挙げられます。
× 早起きがツライ(特に冬)
私は一時期、「帰ったらレンジで温めるだけ」状態、つまり、調理も盛り付けも朝から完璧に仕上げていたことがありました。しかし、朝は他にもやることは盛りだくさん。ここまでしようとすると、本当に時間がかかります。朝4時に起きてもギリギリ…
ですので、完璧に仕上げるところまではできなくても、「野菜だけ切っておく」「副菜だけ作っておく」など、ご自身の無理のない範囲で支度をするといいですね。何もしないよりかは、夕方のバタバタがぐんと楽になりますよ。
2.夕方、仕事が終わってから作る
まず、帰宅後に作るメリットを挙げてみましょう。
- 出来たてのごはんを提供できる。
- その日の具合により、比較的自由にメニューを変更できる。
このように見ると、帰宅後に作るのもいいように思いますが、これは時間があってこそなせる業。帰宅が18時~19時となるワーママには、到底そんな時間などありません。晩ごはんが遅くなると、子どもが寝る時間も後ろ倒しに…
それだけでなく、以下のようなデメリットも。
- 帰宅後休む間もなく、疲れた身体ですぐ夕飯準備
- 子どもたちからお腹空いたの大合唱
- 時間がかかる料理は作れない。
やはりこの時間帯に作れるのは、夕方に自由な時間がある勤務形態のワーママだけでしょうか…
できたてほかほかご飯を出すなんて、夢のまた夢
いえいえ、諦めないで下さい!調理家電の力を借りれば、帰りが遅いワーママも、出来たてご飯を子どもに出すことができるようになります!
自動調理鍋や調理機能付きのオーブンを使えば、帰って材料を入れてスイッチオン!その間にお風呂など別のことを済ませれば、出来立てご飯と早寝、どちらも両立できますよ。
子どもが小さいと、先にお風呂はキビシイかもしれませんが(汚すので)
朝のうちに材料を切っておき、帰宅後は自動調理なべに入れるだけ。これなら朝それほど早起きしなくても大丈夫ですし、夜も自由な時間が生まれます。ぜひ導入を検討してみてください。
自動調理なべの定番と言えば、やっぱりホットクック
私はまだ導入していませんが…自動調理鍋を買うならこれが理想!
3.夜子どもが寝てから作る
子どもを寝かしつけた後に作る場合、メリットとしては朝早く作るのと同じく
〇晩ごはんをすぐに提供できる
ですよね。しかし、一番のデメリットは
×寝落ちの危険性がある
寝落ちたら終わり…のようにも思えますが、それなら翌朝早く起きて作る、に切り替えもできます。ただでさえお仕事で疲れているワーママ、「寝落ちしちゃいけない!」と踏ん張らず、身体が休息を求めているときは、ゆっくり休むことを最優先にしてください。
パパの帰宅が早く、子どものお風呂や寝かしつけをしてもらえるなら、その時間帯に翌日の晩ごはんの準備をしておくのもいいですね。
4.休日に作り置きする
作り置きのメリット・デメリットは以下の通り。
- すぐに晩ご飯を提供できる。
- 平日に余裕が生まれる。
- 休日に作り置きする為の時間を捻出しないといけない。
- 衛生面に注意が必要(せっかく作ったのに傷んでしまうと食べられない)
作り置きがあると、それだけで時間にも心にも余裕が生まれますが、一週間分すべて準備しておくとなると作り置きにかかる時間は膨大になります。作り置きの時間のために、お休みの日に予定を入れづらくなる、なんてことも…
ですので、私のおすすめは「一品のみ作り置き」です。副菜だけを数日分作っておくだけで、気持ちはとても楽になります。気になる衛生面についても、マリネなど長期間保存がきくものを作っておけば安心ですよ。
買い物はいつ行く?
買い物についても、平日に行くのは至難の業。突発的な事情で予定していた買い物に行けなくなってしまう、なんてことが起こると、おおげさではなくそれはもはや死活問題です…。
平日に買い物に行かなくてよくなるよう、ご家庭に合ったやり方でしくみを作りましょう。方法としては、以下のものが挙げられます。
1.休日にまとめ買いをしておく
平日に買い物に行かなくて済むよう、一週間分の献立を決め休日にまとめて買っておくというのが、もっとも身近で手軽な方法です。
しかし、せっかくのお休みも献立のことで頭がいっぱい、買い物にも時間がかかるし帰ったら肉魚の冷凍や野菜の下処理に追われ、休んだ気になれない……というデメリットも。
子どもとのお出かけも、買い出しが気になり心から楽しめてないかも。
なんて本末転倒な事態にならないよう(かつての私がそうでした)、まとめ買いがツラい人は他の手段も併用していきましょう。
2.ネットスーパーを利用する
ネットスーパーを使える地域であれば、こちらを活用することで買い出しの手間を省けますね。店舗が近くにあれば注文日の当日に届けてもらえるところもあるので、「明日の食パンがない!けど買いに行く時間もない!」なんて緊急事態でも、頼みの綱となります。
ただし、送料がかかったり、実際に商品を手に取れないというデメリットも。それも踏まえ、上手に活用していきたいですね。
3.食材配達を利用する
先ほどのネットスーパーと似ていますが、こちらは前の週にあらかじめ注文をしておけば、翌週の決まった曜日に商品が届くというものです。具体的には、生協・パルシステムやらでぃっしゅぼーやなどが挙げられます。送料が無料のところも多いのが嬉しいポイントです。
食パンや牛乳など必要なデイリー食品が決まっているなら、定期配送の登録をしておくと買い忘れをなくすしくみ作りにも。その会社ならではのオリジナル商品もあるので、お気に入りを見つけられると心強いです。
わが家も生協の冷凍野菜や卵スープは欠かせません!
生協なら地域によってはお試しセットを販売しているところもあります。私が利用している「コープきんき」なら、2,000円相当の商品が半額の1,000円でお試しできますよ。導入に不安を感じているなら、一度お試ししてみるのもおすすめです。
4.ミールキットを利用する
買い物の手間だけでなく、「献立を考える」「材料を切る」というプロセスも省力化できるのがミールキット。どうせ食材を配達してくれるなら、そこも外注化できるといいですよね。
ミールキットの有名どころではヨシケイやオイシックスが挙げられます。どちらもお試しセットの販売をしているので、先ほどの生協と同じく一度お試してみるのもいいですね。
どちらもお得なお試し実施中です!
先述したネットスーパーや生協などでもミールキットの販売はされています。しかし、ミールキットと一口に言っても各会社によって特色は様々。それもしっかり調べたうえで、各ご家庭に合ったミールキットを導入し、家事時短に活かしていきましょう。
家庭に合った方法で買い物を省力化!
ちなみにわが家は、①と③と④の合わせ技。ヨシケイをベースに一週間分の献立を決め、近所のスーパーでまとめ買い。週の半ばに、食パンや牛乳など買い置きしづらいものを生協の個配で調達しています。
カットミールも偏食っ子が多いわが家では、食べてくれるか不安で導入に迷っていましたが、いざヨシケイを試してみると工夫次第でなんとかなる!と実感しています。
実際にヨシケイをお試ししてみたレビューはコチラ
ヨシケイのデメリットの克服方法はコチラ
それぞれのお家の事情で、向き不向きはあるものと思います。しかし、スーパーに足を運ぶ回数を減らせると、時間もお金も節約できるなどメリットはとても大きいです!
スーパーに行かなければ、無駄な買い物も減らせますね!
平日の買い物を負担に思われている方は、様々なサービスの導入を検討し、ご家庭に合ったしくみを作ってくださいね。
自分に合ったスケジュールを見つけましょう!
食事づくりに掛かる時間は冒頭でもお伝えしたように、タスクが多く時間もとてもかかるものです。毎日晩ごはんづくりを頑張るワーママは、日々時間も労力も奪われ参っているかもしれません。
しかし、裏を返せば、効率化できる余地がまだまだあるということ。タスクが多い分、細分化し役割分担することも可能です(わが家では、私が朝材料を切り、在宅の夫が昼に煮込む、など分担している日もあります)。
深夜に疲れた身体に鞭打ちながらご飯を作る、週末に趣味の時間を削ってでも作り置きする…など無理をしませんように。たまには手を抜いたっていいと思います。
「水曜日は子どもの習い事があるし簡単に」「この日は会議で遅くなるからミールキットで済まそう」など、柔軟にスケジュールを調整しながら、そして家族の協力も得ながら、日々のご飯づくりと食事の時間を家族で楽しめたらいいですね。