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共働きでも幼稚園に入れたい!お迎え、夏休み、行事…3つの壁と後悔しないための解決法

ワーママ幼稚園3つの壁と後悔しないための解決法

共働き家庭が、子どもを預けるのに保育園ではなく幼稚園を選ぶ理由はさまざま。でもそれはきっと、子どものことを第一に考えて選ばれた選択肢なのでしょう。

近年では共働き家庭の増加により、幼稚園も預り保育が拡充されたりと、保育園との差はなくなりつつあります。しかし、専業主婦がマジョリティを占める幼稚園の中の世界では、ワーママにとって未だ多くの壁が立ちはだかるのは事実。

子どものためを思って選んだ道だからこそ、入園してから後悔なんてしたくないですよね。ここでは、その「壁」の正体と、それを乗り越えるための対処法についてお伝えしていきます。

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共働きが幼稚園を選ぶときに現れる3つの壁とは

共働き家庭が、子どもを幼稚園に通わせるのに現れる壁とは次の3つです。

預かり保育時間の壁

とにかく短い幼稚園の保育時間…果たしてお迎えに間に合うのか⁈

長期休暇の壁

そして長期休暇はとても長い!預かり保育はあるかどうかが運命の分かれ道。

平日行事の壁

平日行事は毎月出て当たり前な世界。誰が行く?仕事はどうする?

それでは、次から一つずつ詳しく説明していきますね。

1.預かり保育時間の壁

預かり保育時間の壁

預かり保育時間の短さ問題

共働き家庭にとって、最も大きな壁となり立ちはだかるのが、「預かり保育時間の短さ」です。

幼稚園の保育時間は9:00~14:00というのが一般的。近年では保育時間後に延長保育を充実させてきている園も増加傾向にあり、共働き家庭でも幼稚園に通わせやすくなっていているのが現状です。

とはいえ、保育園と比べると延長保育の時間は遥かに短いところがほとんど。公立幼稚園では、「早朝保育なし・夕方は17時まで・土曜保育なし」という時間設定が多いです。

フルタイム勤務ですと、とてもじゃないけど間に合いませんよね。時短勤務で職場が近い、在宅勤務でお迎えに抜けることができる、など条件がそろえば何とか通わせられるかな…というのが実情。

「なんでわたしだけあずかりなの」問題

が、仮に物理的に預かり保育時間内のお迎えが可能であっても、また別の問題も生まれてくるのです。それが、「なんでわたしだけあずかりなの」問題…

先述したよう、幼稚園ママは大半が専業主婦(6~7割とも)。ということは、大半の子どもが預かり保育を利用せず、14時ころママにお迎えに来てもらっているのです。

そんな中、どうして自分だけ毎日残っているんだろう、どうしてママは早く迎えに来てくれないんだろう…という気持ちが生じるのも無理はありません。3歳児もなると、そういう状況も理解できる年頃です。

このように、保育時間の短さに関しては、様々な面において問題が生じるのです。それでも幼稚園に通わせたいと思うとき、親としてどのような対策が取れるのでしょうか。

解決法1.ベビーシッターサービスを利用する

ベビーシッターといえば、一時的に赤ちゃんの子守をお任せすること、というイメージが強いかもしれませんが、現在は、幼稚園の送迎から親が帰宅するまでの保育、習い事の送迎まで行ってもらえるサービスまで用意されています。

中には、シッティング中に英会話やピアノの指導を行ってもらえるサービスも…!習い事も兼ねることができ、一石二鳥です!

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シッターさんにも慣れ仲良くなれば、預かり保育を利用せずともみんなと同じ時間にお迎えに来てもらい、お家でも楽しく過ごしながらパパ・ママの帰宅を待つことができるようになりますよ。

解決法2.民間学童の幼児コースを利用する

民間学童保育所とは、主に小学生が放課後を過ごすための施設で、企業・団体等が運営するものについて「民間」と称されています。公設の学童保育所に入れなかった、より充実した教育を求めている、といった理由で選ばれることが多いです。

この民間学童の中には、幼児コースが設けられているところもあり、幼稚園降園後を過ごす場として提供されています。園の預かり保育の代わりにこちらを利用するのも一つの方法です。

預かり時間も長いところですと20:00までと、幼稚園の預かり保育より長く預かってもらえる施設が多いです。保育中はカリキュラムに基づき、英語学習やプログラミングを教えてくれるところも。中には送迎サービスが用意されている学童もあり、共働き家庭の強い味方です。

幼児コースのある民間学童はコチラ

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学習塾大手「やる気スイッチグループ」が運営する英語漬けで過ごせる学童保育所
ウィズダムアカデミー
多彩なカリキュラムと共働き家庭をフルサポートするサービスが魅力

一番のデメリットは、高額な保育料。一週間フルで利用すると、一か月の保育料は数万円を下りません。負担と思われる方は、週の利用回数を減らすか、習い事として割り切るか…等の工夫が必要です。

解決法3.家族が協力し合い送迎を分担する

こちらはご家庭の個別事情に拠るところが大きく、根本的な解決法とは言い難いのですが、一例として以下のような分担の仕方が挙げられます。

夫婦で送迎を分担する

どちらかが在宅勤務日を選べたり、シフト制勤務で平日休みが取れたりする、といった場合はできる範囲で夫婦間で分担しましょう。加えて、預かり保育も使わない日を設けておけば、子どもの「なんでわたしだけ」という気持ちも、きっと少しは軽くなるはず。

祖父母と送迎を分担する

実家が近く送迎をお願いできる状況であれば、祖父母(親)にお願いするのも一つの手段です。

しかし、毎日となると負担に思われたり、子どもにとってもママがお迎えに来ないことを寂しがられたりしかねません。このケースも曜日で交代する等、負担に感じない範囲で調整しましょう。

外部サービスを使わないので、コストはかかりません。しかし一概に皆ができる対策ではないので、上記サービス等をうまく組み合わせる等し、幼稚園の送迎問題を乗り切っていきましょう。

2.長期休暇の壁

長期休暇の壁

保育時間の壁と似た姿で現れるのが、この「長期休暇の壁」。長期休暇の預かり保育がある幼稚園ですと、特に問題にはなりませんが、それがない園ですとこれは大問題です。

そのような場合はどうするか?解決法は先述の預かり時間とも重なりますが、長期休暇の特色を踏まえお伝えしていきます。

解決法1.民間学童のサマースクール等を利用する

先述した民間学童では三期休業の時期、サマースクール等といった預かり保育を実施しているところが多くあります。こちらは普段通所していない方でも、単発で利用することができる場合も。

普段の送迎は可能だが、長期休暇のみ預け先がなく困っているという方、ぜひサマースクールの利用を検討してみてください。

解決法2.サマーキャンプ等のイベントに参加する

夏休みなどの長期休みは、各団体・企業等が子ども向けにイベントを多く開催します。その中でも、サマーキャンプですと1~2泊ほど親元を離れて過ごすので、預け先問題にも一役買ってくれますね。

といっても1~2日のことではありますし、何より幼児一人で…というのは不安に思われる方も多いことでしょう。しかし、子どもにとっては貴重な経験となること間違いなし。

一人で安心して参加できる年齢になった際にでも、「たしかこんなイベントあるって言ってたな」と一度検討してもらえたらと思います。

解決法3.実家に預ける・帰省させる

ご家庭の事情によるところが大きいですが、可能であれば実家に預けるということも検討してみましょう。おじいちゃん・おばあちゃんが孫に会えると喜んで引き受けてくれるなら、お互いにとってメリットがありますね。

遠方であっても、年長さんや年の離れた兄姉がいるのなら、数日の間でも子どもたちだけで帰省するのも一つです。

幼稚園児が一人旅なんて不安しかない。

と思われるのもよく分かりますが…たとえば、飛行機などでしたらお子さまの一人旅をお手伝いするサービスも実施されています。こういったサービスを利用して、夏休みの思い出を作りつつ預け先の確保もできれば一石二鳥ですよね。

ANAでしたらジュニアパイロットという名前で上記のようなサポートサービスが用意されています。6~7歳のお子さまが対象ですのでお誕生日の早い年長さんしか使えませんが、ぜひ参考にしてみてください。

3.平日行事の壁

平日行事の壁

参観や懇談などの行事がお構いなく平日に入ってくるのも、幼稚園ならでは。筆者の場合、月に1度は行事のため平日幼稚園に出向いています。

さらに、役員になると平日幼稚園に出向かなければならない日がより一層増えてしまうという事態に…

就労は役員免除の理由とならないのが、多くの園での現実。

先述した預かり問題と違い、外注化できないのが一番の難点。では、この問題に対する解決策はあるのでしょうか…

解決法1.夫婦間で協力しスケジュールを調整する

「ママがいい!」などリクエストがなければですが、パパにも可能な範囲でお仕事の調整をしてもらい、参観に行ってもらうのもいいですね。子どもの園での様子を見ることができるのは、パパにとってもとても貴重な機会です。

とはいえ、幼稚園の参観はママの参加率がやっぱり高い…!最近では在宅勤務が可能という方も多いので、パパの参加率も増加傾向にありますが、それでも少々度胸は必要かと思います。

nacco

参観だと、毎回クラスに1~2人はパパが来ていますよ。

パパの抵抗感がなければ、ぜひ積極的にイベント参加もお願いしたいですね。

解決法2.有給や在宅勤務を利用し仕事を調整する

そう、もはや有給休暇を使うしか…という事態。お仕事の調整がつけやすい方、そうでない方、様々だと思います。シフト制なら行事の日に休日を充てる、在宅勤務で調整が可能なら少し離脱させてもらう、なども手段として挙げられます。

しかし、皆がそのような裁量権があるお仕事をされているわけではないのは言わずもがな。場合によっては転職等キャリアチェンジを検討するのもひとつです。

子どもの教育か、自身のキャリアか…何を優先するかを総合的に考え、最善の選択をできればいいですね。

nacco

在宅ワークできるスキルがあれば、幼稚園にも難なく通わせられるのに…

そう思い立ち、筆者が受けてみたのがFammWebデザイナー講座の説明会。単なるスクールの説明会だけではなく、キャリアカウンセリングも行っていただき、今後の新しいキャリアの形が見えてきました。

「子どもを中心にキャリアを築きたい」そう考えているなら受けて損はありません。勧誘もありませんので、ぜひ気軽に参加してみてください。

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後悔しない幼稚園生活を送るために

共働き家庭が幼稚園を選ぶときに現れる壁と、その解決法についていくつか提示してきました。ここで述べた他にも、方策はきっとまだまだあるはずです。ご家庭に合った方法をとることを最優先とし、無理なく後悔しない幼稚園生活を親子ともに送れることを願います。

少しでも、この記事が子どもを思うママのお役に立てると幸いです。

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